サステナブル投資とトランジション(移行)投資

サステナブル投資とトランジション(移行)投資

近年、多くの投資家が、サステナビリティと低炭素経済への移行を目指す中で、ポートフォリオ上のリスクを適切に管理しつつ、投資機会を獲得する方法について模索しています。
ブラックロックは受託者として、お客様の投資目標の達成をお手伝いすることに注力します。

ブラックロックにおけるサステナビリティ投資及びトランジション投資への取り組みは、お客様に対する受託者責任に根ざしています。私たちは、お客様の投資目的を理解することから始め、お客様のニーズに合った選択肢を提供し、お客様からいただくマンデートの範囲で最良のリスク調整後リターンを追求します。リサーチ、データ、分析に裏打ちされた運用を行います。

サステナブル投資

サステナブル投資とは

サステナブル投資とは、ESG(環境・社会・ガバナンス)にかかわる目標、テーマ、検討課題を、投資選定の際の重要な要素として活用する投資手法です。従来からある財務分析と組み合わせて使用し、リスク調整後リターンの向上を目指す多様なアプローチを網羅する包括的なカテゴリーです。 

ブラックロックのサステナブル投資プラットフォーム

ブラックロックのサステナブル投資プラットフォームは、お客様の投資目標・目的に沿う投資の選択肢を提供

プラットフォーム上の商品は、環境、社会および/またはガバナンスのデータをポートフォリオ構築のインプットとして使い、かつ一部の商品については長期的なサステナビリティ・アウトカムの創出を追求します。※1

※1 ファンドごとに定める投資目的に応じたサステナビリティ・アウトカムの創出を追求する As at December 2022.

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テーマ型

経済的利益に加え、企業のビジネスモデルが長期的なサステナビリティ・アウトカムの創出を推進する発行体に投資する手法

インパクト投資

ポジティブかつ測定可能で付加性のあるサステナビリティ・アウトカムの創出を目的とする手法

トランジション投資

トランジション投資とは

低炭素経済への移行は、経済、産業、ビジネスを再構築する可能性を秘めた、数少ない大きな構造転換のひとつと言えます。現在、サステナブル投資の戦略すべてがトランジション投資に該当するとは限りません。またトランジション投資の戦略すべてがサステナブル投資に該当するとも限りません。これらの投資戦略の関係を理解することで、投資家は自身の目的に合った商品やソリューションを見極めることができます。

ブラックロックは、トランジション投資を低炭素経済への移行に対応し (“Preparing for”)、ネットゼロに整合し (“Aligned to”)、移行により創出される事業機会から恩恵を受け (“Benefiting from”)、そして移行に寄与すること (“Contributing to”)に焦点を当てる投資として定義しています。

図表1:サステナブルとトランジションの投資戦略の関係

上記は例示のみを目的としています。イメージ図は、サステナブル投資とトランジション投資の関係を足元の運用資産残高をもとに示したものですが、正確な規模を反映したものではありません。詳細は、Firmwide ESG Integration Statementをご参照ください。

低炭素経済への移行をドライブする構造変化

技術革新、消費者と投資家の選好、政策の変化など、低炭素社会への移行に伴う構造的な変化は、生産と消費の再構築、設備投資の加速を促す役割を果たします。

低炭素経済への移行をドライブする構造変化

上記の金額は米ドル建てです。出典: 1. ブラックロック・インベストメント・インスティテュート及びWay他による「過去の経験に基づいたテクノロジーの見通しとエネルギートランジション、2022」、 2. ブルームバーグ「Electric Vehicle Outlook 2022」 、3. ブラックロック・インベストメント・インスティテュート、ロッキーマウンテン・インスティテュート、欧州委員会、2022年12月、4. 2021年から2027年のEUの長期予算と復興基金、Fit for 55:欧州議会及び欧州理事会による暫定合意、リパワーEUファイナンスの概要​

ブラックロックがパートナーとして選ばれる理由

お客様はサステナブルならびにトランジションへの投資にあたり、グローバル規模の提案、専門的知識、投資家目線に立った分析を集約して提供できるパートナーを求めています。
Portfolio Pie
ポートフォリオ全体の管理
お客様のポートフォリオの詳細な分析から投資戦略の選定、投資状況のモニタリングまで、お客様のポートフォリオ再編(トランスフォーメーション)の実現をサポートします。
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幅広い商品戦略の選択肢
ブラックロックのグローバル規模の知見やサービスを駆使して、お客様に資産クラス、投資テーマを網羅した幅広い商品戦略のご提案を行います。
People Icon
スチュワードシップ
ブラックロックは、長期にわたる受託者としての責務を全うします。
Tech breakthrough icon
イノベーション
ブラックロックは新たな商品開発と新たな投資機会を通じて、お客様のために、またお客様と共にイノベーションを起こします。

リサーチ

ブラックロックは、気候変動やサステナビリティがポートフォリオに与えるリスクの分析を最前線にて行い、お客様をサポートします。ブラックロックは、セクターの専門家および気候学者を含む専門家チームを有しており、投資の源泉となるインサイトの研究を行っています。

ESGインテグレーション

ESG情報とは

ESGは、投資判断材料の一部として使うことができる特定の考慮事項のことを指します。ESG情報の例として以下のようなものがあげられます:

Icon Globe
環境(E)
カーボン排出、廃棄物管理、水ストレス
Icon diversification
社会(S)
ダイバーシティ、健康と安全、プライバシーとデータセキュリティ
Risk Icon
ガバナンス(G)
取締役会の構造/サイズ、経営陣の報酬、オーナーシップ構造

ESGインテグレーションとは

ブラックロックは、ESGインテグレーションを、お客様のポートフォリオのリスク調整後リターンを向上させる目的で、財務上重要なESGデータや情報を全社的な運用プロセスに組み込むことであると定義しています。これは、ファンドもしくは戦略がサステナビリティまたはESGに関する特定の目的を持っているか否かに関係なく適用されます。 当社は、異なる投資チーム、戦略、および特定のお客様のマンデートにかかる多様なアプローチを網羅するESGインテグレーションのフレームワークを有しています。 詳細については、ブラックロックのESGインテグレーション・ステートメントをご参照ください。

チーム

ブラックロック・サステナブル・トランジション・ソリューションズ APACチームのご紹介

サステナブル・トランジション・ソリューションズ・チームは、ブラックロックのサステナビリティおよびトランジションにかかる戦略をリードし、社内での部門横断的なイノベーションを推進し、お客様や社外のステークホルダーホルダーとのエンゲージメントや商品開発に携わり、社内における専門知識の向上に努めるなど全社的な取り組みを牽引しています。

APACリーダー

Emily Woodland
Head of Sustainable and Transition Solutions, APAC
Yutaka Naito
Head of Sustainable and Transition Solutions, Japan
Heidi Yip
Head of Sustainable and Transition Solutions, Southeast Asia

インベストメント・スチュワードシップとは

インベストメント・スチュワードシップ

インベストメント・スチュワードシップは、お客様の資産を長期的に保全し、最大化するために、ブラックロックがお客様に対して果たす受託者責任の一環です。

お客様がブラックロックを通じて株主となっている企業との対話や、お客様に委任を受けた議決権の行使、また、健全なコーポレート・ガバナンスとビジネス慣行を促すことで、お客様への受託者責任を果たします。

サステナビリティを含む重要なリスクと事業機会が適切に管理されたビジネスモデルを構築することは、企業が長期的な財務パフォーマンスを実現する上で重要な役割を果たします。これは、リスク管理と機会の特定を通じて、企業の強靭性と適応性を高めることにより、変化する市場や社会的要求に対応する能力を強化するからです。優れたコーポレート・ガバナンスとリーダーシップは、これらの課題に対処し、企業価値を長期にわたって保全し増大させるための基盤を提供します。

ブラックロックのスチュワードシップ・チームは世界の各地点に拠点を有しており、業界最大級の規模と多様性を持つ経験豊富なメンバーを擁しています。

 

重要事項

  • 当ファンドの基準価額は、当ファンドに組入れられている有価証券等の値動きの他、為替変動による影響を受けますが、これらの運用による損益はすべて投資家の皆様に帰属いたします。元金が保証されているものではありません。
  • 当ファンドは、預貯金や保険契約とは異なり、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。また販売会社が登録金融機関の場合、投資者保護基金の対象にはなりません。
  • 当ファンドの受益権を取得される場合には、投資信託説明書(交付目論見書)を取得申込み前または申込みと同時にお渡しいたしますので、必ず内容をご確認のうえ、ご自身でご判断下さい。
  • 本資料は、当社が信頼できると判断した資料・データ等により作成いたしましたが、その正確性および完全性について保証するものではありません。また使用されるデータ等は過去のものであり、今後の成果を保証・約束するものではありません。
  • 本資料の内容は作成日時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
  • 本資料に記載された基準価額は信託報酬を控除した後の価額、分配金は課税前の金額を使用しております。
  • ファンドの運用期間が5年以上の場合、本資料に記載された「5年」、「10年」および「設定来」の基準価額の推移は週次の基準価額で表示しております。
  • 分配金の金額は委託会社が基準価額水準、市況動向等を勘案して決定します。上記の表は過去の実績であり運用状況によっては、分配金額が変わる場合、あるいは分配を行わない場合があります。
  • 分配金込みの基準価額の推移につきましては、運用レポート、運用報告書をご参照下さい。

 

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